2F急性期病棟 -急性期医療を提供する一般病棟60床-
どんな病棟?
2階病棟はさまざまな疾患を持つ患者さんの急性期入院治療を目的としています。急性期治療を経て、病状によりホスピス病棟や退院支援病棟へ転棟しています。もちろん、治療と同時に可能なかぎりの早期離床・リハビリテーションを行い、早期退院・社会復帰を目指し退院する患者さんもおります。急性期の患者さんは突然の入院による不安・身体が思う通りに動かないストレスを抱えていることが多く、スタッフ一同で身体的・精神的に援助してまいります。
看護師をはじめとした病院内の多職種スタッフと連携をとりながら、よりよい看護を提供していきます。
どんなチーム?
若手の看護師が多く、学業との両立で頑張っている看護師・看護補助がいます。先輩看護師が若手看護師の相談役となり、チームで連携をはかりながら安全な看護を提供しています。また、医師の協力も得て勉強会の開催と外部の研修に参加しています。スキルアップをはかり、患者さんへよりよい看護ができるよう取り組んでいます。活気あふれるスタッフとにベテラン看護師とのコンビネーションで、患者さんに誠意を持って看護をしています。
3Fホスピス病棟 -ホスピス中心の療養病棟50床-
どんな病棟?
3階病棟には脳血管障害や肺炎、がん末期など重症かつ寝たきりの患者さんが多く入院しています。
こうした患者さんは症状に応じてさまざまな治療を行っていますが、食事が摂れなくなり、訓練食から管での栄養管理となり、やがて管での栄養も受け入れられなくなった場合は、点滴管理となる方もいます。また排泄機能もうまく働かなくなり、むくみが出現するなど、人の最期はきれいごとで済まない側面もあります。
わたしたちはホスピス病棟として看護師一人一人が患者さんのベッドサイドで心に届く看護が実践できるよう心がけています。
やがて訪れる人生最後の時を患者さんとご家族一人ひとりに寄り添い、その方の尊厳を大事にしていきます。
現在の取り組み
緩和ケア認定看護師が中心となって3階病棟でACPチームを組み、学習会を開催しています。
*チームアドバンス・ケア・プランニング(ACP)とは、人生の最終段階で受ける医療やケアなどについて、患者本人と家族などの身近な人、医療従事者などが事前に繰り返し話し合う取り組みのことです。
4F退院支援病棟 -退院支援センターとしての療養病棟51床-
どんな病棟?
4階病棟は、急性期治療が一段落し症状が安定してきた患者さんが、生活の場に戻ることができるよう訓練・支援していく病棟です。
退院に向けた多職種との連携も入院時早期より行っており、病棟のスタッフが一連となって、入院から退院後まで継続的に看護ができるよう取り組んでいます。 退院時は必ずかかりつけ医や訪問診療などの医療機関へお繋ぎする努力をし、時にはご家族のサポート体制や家庭環境などを総合的に判断し調整します。
患者さんとそのご家族の気持ち・ライフワークを大切にできる看護を目指しています。
どんなチーム?
子どもがいるスタッフが多く、ワークライフバランスも心がけています。
子どもの病気や行事など、子育てに合わせた支援で『お互い様』と言える思いやりの気持ちで働いています。
また、レクリエーションに参加できる患者さんが最も多い病棟なので、スタッフも力を入れて取り組んでいます。