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薬局

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薬局の方針

医療を取り巻く環境の大きな変化に対応するため2021年より新しい体制が敷かれ、新院長のもと全職員一丸となって地域住民の幅広いニーズに応える医療を目指しています。医療の担い手となる薬剤師も、従来の医薬品の供給管理を主体とした薬局業務から、「チーム医療」の一翼を担えるような存在になるために、人材の確保と教育、業務の質改善に向けた取り組みを行っています。薬剤師の職能を生かし「医薬品の適正使用の推進」はもとより、「薬物治療の安全性の確保」「患者様に寄り添った服薬指導」「病院経営への貢献」などに力をいれてまいります。

職場紹介

長年一人で薬局を支えてきた苦労人の薬局長(50代男性)、最近新戦力となったバイタリティ溢れる常勤薬剤師(50代女性)、経験豊富なパート薬剤師(70代男性)の3名と気立ての良い薬剤師補助(40代女性)1名の職場です。手狭な薬局ですが、誰もが意見を言いやすいアットホームな雰囲気と、みんなで新しい薬局を作ろうという気概にあふれた熱い職場です。

今後の業務の発展と充実を図るため、若い意欲的な人材を求めています。是非お気軽にお問い合わせください。

心掛けていること

令和3年より薬剤師が3名体制になることで、念願の薬剤管理指導業務を開始しました。処方箋を調剤するだけではわからなかった患者さんの訴えや状態を直接伺うことで、適切な服薬指導が行えるとともに、医師やスタッフに必要な薬剤情報をフィードバックすることも重要な役割となっています。 すべての入院患者を対象に持参薬を確認して医師に情報提供する業務も開始しました。内容によっては直接患者さんやご家族から実際の服薬状況を確認し、必要に応じ処方医師に問い合わせをして、事前の診療情報提供書にはない薬剤情報を担当医師に届けています。

業務紹介

  • 調剤業務

処方箋に基づく調剤は病院薬局業務の中心です。医師の処方意図を理解したうえで、患者の年齢に応じた用法用量であるか、禁忌や相互作用に問題ないか等を確認して調剤します。来年より電子カルテとオーダリングが導入されることにより、調剤業務もより進化する予定です。

  • 注射調剤業務

注射薬も医師の処方箋による個人ごとの取り揃えをして病棟へ支給されます。薬剤師が処方内容を確認することでより安全な投与につながります。

  • 製剤業務

吸入薬の調整や軟膏類の混合、また市販されていない院内製剤を作ることもあります。

  • 病棟業務

昨年より薬剤師が増員され、入院患者さんのベッドサイドでの服薬指導を始めました。薬の正しい服用や使い方を指導するとともに、副作用等のチェックを行い、医師や病棟スタッフと情報共有を行うことで、より良い薬物治療に貢献しています。

  • 医薬品情報(DI)業務

 ・持参薬の鑑別:入院患者さんが持参した薬剤の鑑別を行い、医師に情報提供しています。

 ・DIニュース:医師や病院スタッフに向けて定期的に薬に関する情報提供を行っています。

 ・医薬品情報の収集:国や製薬会社から発信される薬剤情報、副作用情報などを収集し、必要な情報提供を行います。

  • 薬品管理業務

薬事委員会を通した新規採用医薬品の審議、日々の医薬品の発注と在庫管理、医薬品の安全性や有効性を確保するための品質管理など薬剤師の重要な業務です。

  • チーム医療

薬剤師は感染管理チーム(ICT)や医療安全チーム、褥瘡対策チームなどのメンバーに加わり、薬剤師の観点からの助言やデータ集計、教育などを担当し、チーム医療に貢献しています。