スタッフ構成
言語聴覚士(1名)
『聞く』『話す』『食べる』ことに関す言葉によるコミュニケーションについて問題のある方に専門性のある高いサービスを提供しています。自分らしい生活の構築できるように支援していく専門職です問題に関する対処療法を見出すために、検査や評価をし、必要に応じて訓練・指導助言などの援助を行っています。脳卒中後の失語症、聴覚障害、言葉の発達の遅れなど、多岐にわたり幅広く支援しています。
看護師(2名)
口腔内の清掃をすることだけでなく、疾病予防・機能維持・健康の維持増進を進めています。高齢者の『食』『歯を残す』『QOLを高める』ことを念頭に置いて仕事に取り組んでいます。高齢者の生活の向上を支援しています。脳卒中などで寝たきりとなりご自分のことができなくなった方、痰が出せず口腔内に溜まってしまうような方のケアにも力を注いでいます。
業務で心掛けていること
目の前の患者さんと、職員一人一人の生命を重ね合わせ考えることで、より深い問題の共有を図り、リハビリテーションの質を高める事を目標にしています。おひとりおひとりと目と目を合わせ、コミュニケーションを図り、ケアをさせていただいています。患者様おひとりおひとりに寄り添い、日常生活がより良くなるようケアに力を入れていきます。
力を入れて取り組んでいること
口腔ケアの技術の確立、義歯や口腔内環境の把握や、歯科の定期健診も行っております。また、高齢者に合わせた歯ブラシや物品等も、ご本人の状態を見ながら選別してケアにあたっています。
摂食嚥下チームで、最先端の知識を提供するため、月に1回勉強会を行っております。
心の通う言葉かけや優しさを持って、患者様のお力になれるよう努力しています。
嚥下評価を行っています
嚥下評価を、嚥下内視鏡(VE)を使用して実施しています。
嚥下内視鏡検査とは、内視鏡をのど(咽頭)に入れ、食べ物の飲み込み(嚥下)の様子を観察する検査で、唾液や喀痰の貯留の有無、食べ物を飲み込んだ後の咽頭内への食べ物の残留の有無や気管への流入(誤嚥)などを評価することができます。
誤嚥性肺炎は飲食物が気管に入り込んでしまうことで生じる肺炎で、再発することも多く、命に関わることがある重大な病気です。高齢者や神経系やのどに病気がある人では、口から飲食物を摂取できるか評価することが非常に重要です。
当院では口腔ケアチームを中心に、訪問歯科診療、嚥下内視鏡検査を適宜取り入れ、誤嚥性肺炎の予防と高齢者の『食』『歯を残す』『QOLを高める』ことに努めております。
訪問歯科診療を受けられます
入院となり歯科診療を継続できない方や、入院中に歯のトラブルが発生し主治医が歯科診療を必要と判断した場合など、入院中の歯のトラブルに対し、訪問歯科診療を取り入れています。
患者様へ
前橋城南病院は、地域に密着した医療とケアに尽力を尽くしています。
困ったことがある時は、是非ご相談に訪れてください。
職員が全力でサポートさせて頂きます。