内視鏡センター
《資格・その他》
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本食道学会食道科認定医
日本消化管学会胃腸科専門医・指導医
日本腹部救急医学会腹部救急認定医・教育医
日本内視鏡外科学会技術認定医
認定病院総合診療医・特任指導医
《経歴》
1978年 東京慈恵会医科大学卒業
2008年 東京慈恵会医科大学外科学講座教授
2012年 東京慈恵会医科大学客員教授
2017年 富士市立中央病院院長、富士市立看護専門学校校長
2022年 富士市立中央病院名誉院長
《資格・その他》
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本食道学会食道科認定医
日本消化管学会胃腸科専門医・指導医
日本腹部救急医学会腹部救急認定医・教育医
日本内視鏡外科学会技術認定医
認定病院総合診療医・特任指導医
《経歴》
1978年 東京慈恵会医科大学卒業
2008年 東京慈恵会医科大学外科学講座教授
2012年 東京慈恵会医科大学客員教授
2017年 富士市立中央病院院長、富士市立看護専門学校校長
2022年 富士市立中央病院名誉院長
胃粘膜や大腸粘膜を直接観察できる消化管内視鏡で検査をしています。
レントゲン検査やCT検査では発見できない「炎症」「平坦な病変」の発見に威力を発揮します。そのほかにも、組織検査やポリペクトミー(内視鏡の先端にとりつけた金属の輪で病変を切除する方法のこと)ができるのも利点です!
TXI(Texture and Color Enhancement Imaging)は、画像処理技術の一種で、画像の質感と色彩を向上させることを目的とします。画像の微細なテクスチャや色の違いを強調し、より鮮明でリアルな画像を生成します。主に医療診断や衛星画像解析などの分野で利用され、画像の視覚的な品質向上や特定の領域の強調に役立ちます。
RDI(Red Dichromatic Imaging)は、画像処理技術の一種で、赤外線カメラを使用して赤外線の情報を取得し、画像を生成する手法です。通常のカメラでは捉えられない赤外線領域の情報を利用することで、画像の特定の特徴を強調することが可能です。RDIは主に医療診断や農業、環境モニタリングなどの分野で利用され、病変の検出や作物の健康状態の評価などに役立ちます。
NBI(Narrow Band Imaging)は、内視鏡検査に使用される画像処理技術です。通常の白色光では捉えにくい組織の微細な変化を見つけるため、特定の波長の狭い帯域の光を使用します。これにより、血管や粘膜の表面の微細な変化や異常を強調し、病変の早期発見や診断精度の向上に役立ちます。主に消化器系の検査に広く用いられ、特に消化管のポリープや早期がんの検出に有用です。NBIは、従来の白色光内視鏡よりも高いコントラストや詳細な観察が可能であり、診断の精度向上に寄与しています。
EDOF(Extended Depth of Field)は、光学系や画像処理技術を用いて、焦点が合っている領域を拡大し、被写体の前後の範囲を広く取り込む撮影技術です。通常のカメラでは焦点が合っている領域が限られるため、被写体の前後の領域がぼやけやすいですが、EDOFを使用すると、被写体の前後の範囲を広くクリアに捉えることができます。主にマクロ撮影や顕微鏡撮影などの分野で使用され、被写体の全体像を鮮明に表示するために役立ちます。EDOFは、従来の光学系や焦点距離の設定による深度制御に加えて、画像処理技術を組み合わせることで実現されます。
当院では、鎮静薬を使った苦しくない胃内視鏡検査を推奨しています。鎮静薬を使う場合、検査後はご自身で車の運転はできません。ご希望があれば当院で送迎ができますので、ご予約の際にお申し出ください。鎮静薬を使わない場合、検査前にのどの麻酔を十分におこないますので、ご協力をお願いいたします。当院では、検査後の視力や排尿機能に影響を与えるため、原則としてブスコパンなどの鎮痙剤は使用していません。そのかわり、ミンクリア(I-メントール製剤)の投与で消化管の動きを抑えることがあります。※ハッカアレルギーのある方には使用できません。
大腸の検査においては大腸CTという選択肢もありますが、大腸内視鏡は「直接観察できるので炎症や平坦な病変の発見に威力を発揮する」「組織検査やポリペクトミー(病変の切除)ができる」などがメリットとなります。苦しくないように鎮痛薬・鎮静薬を使用しますので、検査後はご自身で車の運転はできません。ご希望があれば当院で送迎ができますので、ご予約の際にお申し出ください。また、体に負担をかけることも避けてください。
上記の2つの検査を同日におこないます。腸管前処置のあと、先に胃内視鏡検査、後に大腸内視鏡検査をおこないます。検査時の鎮静の処置等は、大腸内視鏡検査に準じます。
検査中は生体情報(血圧や血中酸素飽和濃度など)をモニタリングしながら、検査を行う医師の他に看護師2名体制でおこなっています。
当院では鎮静薬・鎮痛薬を使用した「苦しくない検査」を推奨しています。検査後は身体に負担がかかる行為・ご自身での車の運転は避けていただくことになりますので、希望者には当院で送迎も対応いたします。また、下剤を用いた腸管前処置について、在宅/外来/入院のいずれかを選べるようになりました。「検査を受けるのははじめて」「高齢のため一人で処置は不安」という方はご検討ください。(→各検査項目より詳細をご覧いただけます)
内視鏡センター長 柏木 秀幸
センター長のおもい
一般的に患者さんにとって検査は怖いものです。
「痛い・苦しい検査はやりたくない」と思うのではないでしょうか。
しかし、正しい診断・がんの早期発見に、消化管内視鏡検査は非常に役立ちます。
皆さんが「身体の調子がおかしいな?」というときに内視鏡の選択肢を持つことができるように、当院は「苦しくない検査」を提供していきます。
そして、精度の高い検査・治療を実践することで、地域の皆さまに信頼される内視鏡センターを目指していきます。