前橋城南病院の教育体制

前橋城南病院の教育体制
特徴1

診療科にこだわらない
患者さんのケアに必要な知識を学ぶ

特徴2

Off the Job Training
通常の業務を離れて、特別に教育の時間と場所を確保する

特徴3

座学よりシミュレーション
知識の実践を重視する

地域の多機能病院として、
予防医療から終末期医療まで

前橋城南病院は地域の多機能病院として、急性期を過ぎた患者さんのケアもおこないます。
患者さんと長く関わっていきますから、私たちは患者さんに生じる身体・精神・生活におけるさまざまな問題に向き合うことになります。

それらに対応するためには看護学校の教育では不十分です。多くの病院では業務内の訓練(On the Job Training=OJT)を中心に育成しますが、私たちはそれでも不足すると考えています。

時代や地域の変化、さらに医療と看護の進歩にも対応できるように、私たちは業務を離れた教育(Off the Job Training)を重視します。

OJT に頼らない
診療科を超えた
シミュレーション教育

Off the Job Training 定期勉強会

1 回 30 分、月数回専門医が講師シミュレーション

専門の医師を講師とした30分程度の勉強会を勤務時間内に受講できます。「救急疾患と入院患者ケア」をテーマとして、診療科のジャンルにこだわらず、患者さんのケアに必要な知識を学んでいます。(ショックや呼吸不全の対応、人工呼吸器の見方、栄養管理など)
講義を聞くだけではスキルアップにつながりづらいという考えから、シミュレーションがメインです。たとえば、心肺蘇生や緊急処置の介助をシミュレーター(人形)で、高度な医療機器の組み立てや設定を実際に触れてみて、などでスキルを習得していきます。

教育回診

テーマ回診ミニレクチャー看護師主導
教育回診
教育回診
教育回診

Off the Job Trainingといっても実際の患者さんでの気付きが重要です。そこで、定期的に「栄養と褥瘡」「口腔ケア」などテーマを決めた回診をおこなっています。このような回診は多くの病院でありますが、当院では回診のたびにミニレクチャーで知識を増やしていることが特徴的かもしれません。
定期勉強会でのシミュレーション教育もそうですが、これらの取り組みは主に看護師の主導でおこなっています。「教えることが一番の学びになる」という考え方のもと、経験年数や所属を問わずに担当します。

Akagi Spirits and Life Support研修

病院を超えた教育ジャンルレスグループ合同研修
Akagi Spirits and Life Support研修
Akagi Spirits and Life Support研修
Akagi Spirits and Life Support研修

年1回、新採用職員に向けたグループの合同研修があります。赤城病院(精神科)、ビハーラ寿苑(老人保健施設)と合同で企画することで、身体医療や看護だけではなく、精神科領域・介護領域の知識技術も学ぶことができるジャンルレスな内容になっています。施設間・職種間の交流でお互いの仕事を理解することで、スムーズな連携にもつながります。
私たちはこの研修を「Akagi Spirits and Life Support=ASLS」と名付けました。Spirits(魂)という言葉を入れたのは、生命だけではなく患者さんの人生や尊厳を重視することを忘れないように、という気持ちを込めています。新採用職員は看護職に限らず全職種を対象におこなっています。

こんなふうに私たちは、患者さんの多様な人生を良くするために成長し続けています!
良い医療を提供したいと考えている方は、ぜひお問い合わせください。
看護師以外の方や、学生さんの見学や研修参加も可能です。

療養病院での勤務が長い看護師さんも、知識技術の再習得が可能です

「あおうさ」城南病院のキャラ「あおうさ」