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しみの治療

spotremoval

IPL(光治療)とは

IPL(Intense Pulsed Light)は、肌の奥深くに働きかける複数の波長の光を用いた肌の治療です。肌トラブルの原因となるメラニンや毛細血管に反応し、シミ・赤ら顔・くすみ・ハリの低下などにアプローチします。治療を重ねることで、より明るくなめらかな肌をめざします。

  • メラニン色素を破壊 → シミ・くすみへアプローチ
  • 血管に働きかける → 赤ら顔にアプローチ
  • 線維芽細胞を刺激 → コラーゲン生成促進(肌の弾力へアプローチ)

このようなお悩みに

  • シミ・そばかすが気になる
  • 顔全体のくすみが気になる
  • 毛穴の開きが気になる
  • 赤ら顔(毛細血管拡張)が気になる
  • ハリや弾力が欲しい
  • ニキビ跡が気になる

治療の流れ

  1. カウンセリング
  2. クレンジング
  3. ジェル塗布・照射
  4. クールダウン・保湿

※1と2~4は別日となります
※所要時間は30~40分程度

施術に関する注意点

日焼けについて

日焼けをした状態の肌には施術を行うことができないため、施術の前後2週間は日焼けをしないようにしっかりとUVケアを行っていただきますよう、お願いいたします。また、以下に当てはまる方は、施術をお断りする場合がございます。
IPLが「日焼けによってメラニンが増えた肌」に反応して火傷になってしまうためで、患者さんの肌を守る観点からご理解・ご了承をお願い申し上げます。

施術をお断りする場合

  • 2 週間以内、1 時間以上 直射日光(※1)を浴びている方
  • 日焼けから2週間が経っているが、スキントーンが戻っていない方
  • 日焼けの対策(※2)を行っていても、スキントーンが濃い・日焼後の炎症があると医師が判断した方
  • 慢性的に日光を浴びている方(※3)

※1:日焼けサロンも含みます
※2:日焼け止め、長袖、長ズボン、日傘、帽子、アームカバー、スカーフ、サングラスなどの対策を行っていても、医師が慎重に判断いたします
※3:火傷・色素沈着・色素脱失《白く抜ける》・発赤・腫脹のリスクが高くなるためです。たとえばバーベキュー・海水浴・登山・運動会・プール・スポーツ観戦・海外旅行・フェス・運動(ゴルフ、サーフィン、ウインタースポーツ、テニス、野球、サッカーなど)など

施術当日について

  • 医師によるスキンチェックを行います
  • 傷痕・ほくろは避けて施術することがあります
  • 照射するとほくろやしみの部分が薄くなる/消える/一時的に濃くなることがございますので、避けてほしい場合は、事前にご申告ください
  • 髪の毛・眉毛の周囲は 0.5cm 以上あけての照射になります
  • 粘膜・まぶた・眉間・鼻筋・甲状腺上は施術できません
  • お肌の状態により、治療の経過をたどるための写真撮影を行うことがあります
  • 施術中に担当医、看護師以外のスタッフが入室することがあります

施術後について

  • 一時的な赤みやほてりが出ることがあります(数時間〜翌日までに改善)
  • 保湿、紫外線対策をしっかり行ってください(SPF50の日焼け止め推奨)
  • メイクは当日から可能ですが、摩擦は避けてください(洗面所のご用意がございます)
  • 施術当日は長時間の入浴や激しい運動、飲酒は控えてください

治療間隔と回数

効果には個人差がありますが、3〜4週間おきに5〜6回の治療が理想的です。継続することで、より安定した美肌をめざします。

副作用・偶発症について

症状説明・対処方法
赤み・ほてり数時間~翌日にかけて赤みやほてりが発生することがあります。
ひりつき感・軽度の熱傷まれに軽い火傷様の反応が出ることがあります。必要に応じて軟膏を処方します。
色素沈着強い炎症や日焼け後に発生することがあります。(紫外線対策が重要になります。上記の「日焼けについて」をご確認ください)
かさぶたシミが濃い部位に一時的に形成されることがあります。自然に剥がれます。
にきびの悪化一時的に皮膚代謝が活発化し、にきびができる(または悪化する)ことがあります。
肝斑の悪化肝斑の活発期の状態では、どの波長であっても光照射は悪化要因になります。

よくあるご質問

痛みはありますか?
ゴムで弾かれたような軽い刺激がありますが、麻酔は不要です。

ダウンタイムはありますか?
基本的にありません。すぐに日常生活に戻れます。

男性でも受けられますか?
もちろん可能です。男性の肌悩みにも効果があります。