以下の予防接種を行っております。
下記以外の予防接種も対応しますので、お気軽にお問い合わせください。
ワクチンは取り寄せになりますので事前に予約が必要です。お電話または受付にてご予約をお願い致します。
ワクチンの流通状況によっては、ご希望の日程に行えない場合があります。
※中学生以下のワクチン接種に関しては、曜日が限られていますのでご相談ください。
※未成年者の予防接種は保護者同伴してください。同伴していない場合は接種できません。
※接種終了後は急な体調の変化の有無を確認するため、15分程度院内にてお休みいただきます。当日は余裕をもってご予約ください。
※任意接種ワクチンは市町村によって、助成金が発生するものもございます。詳しくはお住まいの市町村へ事前にご確認ください。
ご協力よろしくお願い致します。
お持ちいただくもの
- 予診票(予診票お持ちの方)
- 診察券(初めての方は不要です)
- 保険証
- 母子手帳(小児の場合)
インフルエンザワクチン
インフルエンザについて
普通の風邪の多くは、様々なウイルスによって発症し、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。
発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こります。
お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります。
症状
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、のどの痛み、鼻水、せき、倦怠感等の症状があります。
インフルエンザワクチンについて
インフルエンザを予防、重症化を防ぐためのワクチンです。
◇定期接種の方(1回0.5ml・皮下注射・計1回接種)
インフルエンザにかかると重症化しやすく、インフルエンザワクチン接種による重症化の予防効果による便益が大きいと考えられるため、定期の予防接種の対象となっています。
予防接種を希望する方は、かかりつけの医師とよく相談の上、接種を受けるか否か判断してください。
(1)65歳以上の方
(2) 60~64歳で、心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活を極度に制限される方
(3)60~64歳で、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
◇任意接種
1回目の接種時に12歳で2回目の接種時に13歳になっていた場合でも、12歳として考えて2回目の接種を行っていただいて差し支えありません。
(1)6カ月以上3歳未満の方 1回0.25mL 2回接種
(2)3歳以上13歳未満の方 1回0.5mL 2回接種
※2回接種する場合は2週~4週間の間隔をあけて接種してください。
※1回接種後よりも2回接種後の方がより高い抗体価の上昇が得られます。
13歳以上の方は、1回接種を原則としています 。
妊娠している場合も接種は可能です。
当院でのインフルエンザワクチンは4180円(税込)です。
参照:厚生労働省HP
新型コロナウイルスワクチン
新型コロナウイルスについて
風邪様症状を引き起こしますが、種間伝播により肺炎を伴う重篤な感染症として流行することがあります。
2019年に初めて報告され、現在も世界的な流行を引き起こしています。
また罹患後に感染性は消失したにも関わらず、他に明確な原因がなく持続する症状や、回復後に現れる症状、または症状が消失した後に再発(いわゆる後遺症)が起こることもあります。
症状
初期症状としては、鼻水や咳、発熱、軽い喉の痛み、筋肉痛や体のだるさ(倦怠感)など、かぜのような症状が挙げられます。
特に、37.5℃程度の発熱と強い体のだるさを訴える方が多いという特徴がありますが、発熱がなく体のだるさなどの症状だけが現れる方もいます。
重症になると、咳が強くなったり、息苦しさが酷くなったり、強い疲労感が出たり、中には肺炎を引き起こしたりすることもあります。
新型コロナウイルスワクチンについて
新型コロナウイルスを予防するための任意ワクチンです。
◇令和6年4月1日~同年秋冬の定期接種開始前
ご希望の方は、任意接種として、自費で接種していただくことになります。
◇令和6年度秋冬に、自治体による定期接種が始まります。
<対象> ・65歳以上の方
・ 60~64歳で対象となる方 (※)
※心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
<費用> 原則有料 接種ご希望の方はお問い合わせください。
全額公費による接種は令和6年3月31日にで終了しました。
妊娠中、授乳中の方も、ワクチンを接種することができます。日 本で承認されているワクチンが妊娠、胎児、母乳、生殖器に悪影 響を及ぼすという報告はありません。
参照:厚生労働省HP
肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)
肺炎球菌について
肺炎球菌は主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通して飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症など、重い合併症を引き起こすことがあります。
症状
肺炎以外にも髄膜炎や副鼻腔炎、中耳炎などを起こします
肺炎球菌ワクチンについて
肺炎球菌による感染症の予防
◇定期接種の方
2024年度(2024年4月1日~2025年3月31日)
(1)65歳の方
(2)60~64歳で、心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活を極度に制限される方
(3)60~64歳で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
※65歳を超える方を対象とした経過措置は2024(令和6)年3月31日に終了
当院での肺炎球菌ワクチンは(助成対象の方)2000円(税込)です。
市町村によって助成対象が異なる場合がございます。
詳しくはお住まいの市町村へお問い合わせください。
参照:厚生労働省HP
肺炎球菌ワクチン(プレベナー13)
肺炎球菌について
肺炎球菌は主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通して飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症など、重い合併症を引き起こすことがあります。
症状
肺炎以外にも髄膜炎や副鼻腔炎、中耳炎などを起こします。
肺炎球菌ワクチンについて
13種類の肺炎球菌による感染症を予防するワクチンです。
◇定期接種の方
・生後2カ月以上7カ月未満で接種開始:計4回
初回接種(1~3回目):27日以上の間隔で接種する
※3回目の接種は生後12カ月未満までに接種する
追加接種(4回目):生後12カ月~15カ月の間に、3回目接種終了後、60日以上の間隔をおいて接種する
・生後7カ月以上12カ月未満(接種もれの方):計3回
初回接種(1~2回目):27日以上の間隔で接種する
追加接種(3回目):2回目の接種後60日以上の間隔で、生後12か月後に接種する
・生後12か月以上24カ月未満(接種もれの方):計2回
1回目の接種から60日以上の間隔で接種する
・24カ月以上9歳以下(接種もれの方):計1回
1回のみ接種する
※前橋市在住のお子様は全額公費負担となります。必ず福祉医療費受給者証と「前橋市予防接種予診票つづり」、「お名前シール」をご持参ください。
市街の方はお住まいのある役所へお問い合わせください。
参照:厚生労働省HP、前橋市HP、プレベナー添付文書
帯状疱疹ワクチン(シングリックス)
帯状疱疹について
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
水ぼうそうに罹患したことがあれば、誰でも発症する可能性があり、免疫力の低下や加齢が原因とされています。
体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りにも現れることがあります。
帯状疱疹の症状が顔面や頭部に現れた場合、目や耳の神経が傷つき、視覚や聴覚に異常が起こることがあります。
重症化すると、視力低下や顔面神経麻痺などの症状が後遺症として残ることもあるため、症状が現れたら早期に治療を受けてください。
そして、帯状疱疹にならないために、しっかりと予防することが重要です。
症状
体の左右どちらかに、ピリピリ、チクチクとした痛みが皮膚に生じ、数日後に水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状に現れます。
痛みは徐々に強くなっていき、眠れないほど激しい痛みに襲われる場合もあります。
ウイルスが神経を大きく傷つけてしまうと、皮膚の症状が治った後も痛みが続くことがあり、3か月以上続く痛みは帯状疱疹後神経痛(PHN※) と呼ばれます。
帯状疱疹ワクチン(シングリックス)について
帯状疱疹を予防するワクチンです。
2回接種することで帯状疱疹に対する予防効果が得られます。
通常2か月間隔で2回目接種をします。
1回目の接種から2か月を超えた場合であっても、6か月後までに2回目の接種をしてください。
新型コロナワクチンを接種した場合は2週間以上間隔があいていれば、シングリックスの接種は可能です。
また、シングリックス接種1回目と2回目の間に新型コロナワクチン接種を行うことも可能です。その場合も前後2週間以上間隔をあけてください。
◇接種対象年齢(1回0.5ml・筋肉内注射・計2回接種)
50歳以上の方
妊娠している場合は原則接種できません。
当院での帯状疱疹ワクチンは12000円(税込)です。※助成後の金額です
(前橋市の場合)助成を希望される方は事前に申請が必要になります。接種後に、接種費用の助成を請求できる償還払い制度はありませんのでご注意ください。
参照:厚生労働省HP・前橋市保健予防課HP・グラスコ・スミスクライン(GSK)株式会社HP
詳しくは当院、またはお住まいの市町村(予防接種担当課)までお問合せください。
破傷風トキソイド
破傷風について
破傷風は、人から人への感染はありません。
破傷風菌の芽胞(がほう)が、土などとともに傷口(きずぐち)から入り、傷部分で破傷風菌が増え、増えた菌が毒素(どくそ)を作ります。
症状は、痛みを伴う筋肉のけいれんやこわばりで、最初に口が開きにくいという症状(開口障害)が認められることが多いです。
顔の筋肉がけいれんすることにより笑っているような表情に見えたり、ものが飲み込みにくくなったり、頭部から背中まで弓なりにそり返る症状が認められたりします。意識は保たれます。
症状
症状は、筋のけいれん、硬直、開口障害、痙笑(顔面筋のけいれんにより笑っているようにみえる症状)、喉頭けいれん、嚥下困難等として認められます。
また、交感神経の過活動により自律神経が不安定になり、頻脈、徐脈、高血圧、低血圧、多汗などの症状が認められます。
破傷風トキソイドについて
破傷風の予防に使用する。
◇任意接種(1回0.5ml・皮下又は筋肉内注射・計3回推奨)
大人の破傷風ワクチンの接種間隔は、破傷風トキソイドを3~8週間の間隔で2回接種後、4週間で免疫を獲得できます。
さらに6~12か月後、または18ヶ月後に3回目のワクチン接種を行えば約10年は免疫が保たれます。
接種間隔を守り、正しく接種すれば予防率はほぼ100%です。
妊娠している場合は原則接種できません。
※お子様の定期接種の場合、4種混合ワクチンまたは5種混合ワクチンに含まれます。
参照:厚生労働省HP、国立感染症研究所HP
麻疹(はしか)
麻しんについて
麻しんウイルスの感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染でヒトからヒトへ伝播し、感染力は非常に強いと言われています。
免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
症状
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。
2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
妊娠中に麻しんにかかると流産や早産を起こす可能性があります。
麻しんワクチンについて
麻しんワクチンは2回接種することで免疫を獲得できると言われています。
2回目を接種する場合、4週間あけて接種してください。
◇定期接種対象の方(1回0.5ml・皮下注射)
1歳児、小学校入学前の1年間
◇任意接種(1回0.5ml・皮下注射)
今まで麻しんにかかったことがなく、麻しんワクチンを2回接種する機会がなかった方 / 麻しんの抗体がない方
すでに抗体を持っている方はワクチン接種の必要はありません
妊娠前であればワクチン接種することは可能ですが、妊娠されていない場合であっても、接種後2カ月程度は避妊が必要です。
(おなかの中の赤ちゃんへの影響をできるだけ避けるためです)
妊娠している場合は接種できません。
当院での麻しんワクチンは7290円(税込)です。
※前橋市在住のお子様は全額公費負担となります。必ず福祉医療費受給者証と「前橋市予防接種予診票つづり」、「お名前シール」をご持参ください。
市街の方はお住まいのある役所へお問い合わせください。
参照:厚生労働省HP・前橋市HP
風疹(三日はしか)
風しんについて
風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を持っています。
感染経路は飛沫感染でヒトからヒトへ感染が伝播します。
症状
感染すると約2~3週間後に発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。発疹の出る前後1週間は人に感染させる可能性があります。
大人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛がひどいことが多いとされています。
風しんの症状は子どもでは比較的軽いですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が2000人~5000人に1人くらいの割合で発症するなど、入院加療が必要になる場合もあるため、決して軽視できない疾患です。
風しんに対する免疫が不十分な場合、妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生する可能性があります。
妊娠中の女性は予防接種を受けられないため、周囲の方も風しんにかからないよう注意してください。
また、周囲の方も風しんの抗体の有無を確認し、抗体価が低いことが判明した場合は妊婦とおなかの子どもを守るため、ワクチンを接種する等の予防に努めてください。
風しんワクチンについて
風しんワクチンを接種することで95%以上の方が風しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。
また、2回接種を受けることで1回の接種で免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。
さらに、接種後年数の経過と共に、免疫が低下してきた場合は追加のワクチンを受けることで免疫を増強させる効果があります。
◇定期接種対象の方(1回0.5ml・皮下注射)
1歳児、小学校入学前の1年間
◇任意接種(1回0.5ml・皮下注射)
今まで麻しんにかかったことがなく、麻しんワクチンを接種する機会がなかった方 / 抗体検査を受けて抗体価が低い方
2回目を接種する場合、4週間あけて接種してください。
すでに抗体を持っている方はワクチン接種の必要はありません
妊娠前であればワクチン接種することは可能ですが、妊娠されていない場合であっても、接種後2カ月程度は避妊が必要です。
(おなかの中の赤ちゃんへの影響をできるだけ避けるためです)
妊娠している場合は接種できません。
当院での麻しんワクチンは8000円(税込)です。
※前橋市在住のお子様は全額公費負担となります。必ず福祉医療費受給者証と「前橋市予防接種予診票つづり」、「お名前シール」をご持参ください。
市街の方はお住まいのある役所へお問い合わせください。
参照:厚生労働省HP・前橋市HP
B型肝炎(ビームゲン)
B型肝炎について
B型肝炎は、B型肝炎ウイルス感染によっておこる肝臓の病気です。
B型肝炎ウイルスに感染した血液等に接触した場合や性交渉、母親からの感染によって、感染を起こすことがあります。
一過性の感染で終わる場合と、そのまま感染している状態が続いてしまう場合(この状態をキャリアといいます)があります。
また、経過の違いから、急性肝炎と慢性肝炎があり、急性肝炎は稀に劇症化する場合もある ことから注意が必要です。
キャリアになると慢性肝炎になることがあり、一部の人では肝硬変や肝がんなど命に関わる病気を引き起こすこともあります。
症状
初期症状として、倦怠感、疲労感、食欲低下が1週間続いた後、吐き気、嘔吐、腹痛、黄疸(眼球や体が黄色くなる)が出現します。
B型肝炎ワクチンについて
B型肝炎の予防・B型肝炎ウイルスの母子感染の予防をするためのワクチンです。
◇定期接種対象の方(1回0.25ml・皮下注射)
生後1歳に至るまでの間にある者に対し、標準として生後2か月から生後9か月に至るまでの間に27日以上の間隔をおいて2回
さらに、1回目の注射から139日以上の間隔をおいて0.25mlを皮下に接種する。
◇任意接種(1回0.5ml・皮下又は筋肉内注射)
(10歳以上の方)1回目と2回目の間は27日以上間隔をおいて2回、
さらに1回目の注射から139日以上の間隔をあけて0.5mlを皮下または筋肉内に接種する。
すでに抗体を持っている方はワクチン接種の必要はありません
妊娠している場合は原則接種できません。
当院でのB型肝炎ワクチンは5500円(税込)です。
※前橋市在住のお子様は全額公費負担となります。必ず福祉医療費受給者証と「前橋市予防接種予診票つづり」、「お名前シール」をご持参ください。
市街の方はお住まいのある役所へお問い合わせください。
参照:厚生労働省HP・ビームゲン添付文書・前橋市HP
5種混合ワクチン
これまで4種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)とヒブ感染症(Hib)の2本を接種することで予防できていた感染症が、令和6年4月1日から5種混合(DPT-IPV-Hib)の1本で予防することができます。
5種混合ワクチンについて
5種混合予防接種とは、ジフテリア(D)・百日せき(P)・破傷風(T)・ポリオ(IPV)・ヒブ(Hib)を予防する予防接種です。
◇定期接種対象の方
5種混合予防接種は、生後2か月から1歳までの間に3回(第1期初回)、3回目の約1年後に1回(第1期追加)接種します。
ヒブと4種混合で接種を開始したお子さんは、原則、同一ワクチンで接種を完了させます(新たに5種混合ワクチンを接種する必要はありません)。
◇令和6年4月1日時点での接種状況により、接種する予防接種の種類が原則決められます。お子様が令和6年4月1日以降に接種する予防接種の種類をご確認ください。
対象は令和6年4月以降に予防接種を開始する生後2か月以上のお子さまです。
※前橋市在住の生後2か月から7歳6か月未満までのお子様は全額公費負担となります。必ず福祉医療費受給者証と「前橋市予防接種予診票つづり」、「お名前シール」をご持参ください。
参照:前橋市HP
日本脳炎
日本脳炎について
日本脳炎ウイルスの感染で起こります。人から人へ感染するのではなく、蚊を介して感染します。突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害やけいれん等が現れます。
一般に、日本脳炎ウイルスに感染した場合、およそ1,000人に1人が脳炎を発症し、発症した方の20~40%が亡くなり、生存者においても後遺症を残す例が多いといわれています。
日本脳炎ワクチンについて
3歳から4歳までの間に2回(第1期初回)、2回目の約1年後に1回(第1期追加)、9歳から13歳までの間に1回(第2期)接種します。
※前橋市在住のお子様は全額公費負担となります。必ず福祉医療費受給者証と「前橋市予防接種予診票つづり」、「お名前シール」をご持参ください。
市街の方はお住まいのある役所へお問い合わせください。
参照:前橋市HP
水痘
水痘について
水痘(みずぼうそう)は、水痘-帯状疱疹ウイルスに初めて感染したときに見られる急性感染症で、接触、飛沫あるいは空気感染によって広がる最も感染力の強い感染症のひとつです。
症状
潜伏期間は通常2週間程度で、特徴的な発疹が主な症状でかゆみを伴います。発疹は斑点状の赤い丘しんから始まり、その後3~4日は水ぶくれとなり、最後はかさぶたを残して治癒します。発疹はお腹や背中、顔などに多い傾向がありますが、頭部など髪の毛に覆われた部分にも現れるのが特徴です。学校保健安全法施行規則等に基づき、登園や登校は全ての発疹がかさぶたになるまで停止となります。
水痘ワクチンについて
1歳~1歳3か月までの間に1回(初回)、1回目の6か月~1年後までにもう1回(追加)接種します。
水痘にかかったことのある人は、水痘に対する免疫を獲得していると考えられるため、定期接種対象外です。
※前橋市在住のお子様は全額公費負担となります。必ず福祉医療費受給者証と「前橋市予防接種予診票つづり」、「お名前シール」をご持参ください。
※水痘にかかったことのある人は、定期予防接種の対象外となるため、この予診票は使用できません。
市街の方はお住まいのある役所へお問い合わせください。
参照:前橋市HP
おたふく生ワクチン
おたふくについて
ムンプスウイルス感染により耳下腺が腫脹する感染症です。
症状
上気道を介して飛沫感染し、両側又は片側の耳下腺が腫脹し、ものを噛むときに顎に痛みを訴え、発熱を伴うことが多いです。
合併症としては、髄膜炎、脳炎、膵炎、難聴などがあり、その他成人男性には睾丸炎、成人女子には卵巣炎がみられることがあります。
おたふく生ワクチンについて
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)を予防するワクチンです。
◇任意接種(0.5ml・皮下注射)
接種推奨年齢は1歳0か月から1歳3か月と言われています。
生後12か月以上でおたふくかぜの既往歴がなければ、ワクチン接種できます。
すでに抗体を持っている方はワクチン接種の必要はありません
妊娠している場合は原則接種できません。
当院でのおたふく生ワクチンは5000円(税込)です。
※前橋市在住の1歳~4歳未満までのお子様は全額公費負担となります。必ず福祉医療費受給者証を持参してください。
「前橋市予防接種予診票つづり」に予診票は入っていません。予診票は病院で記載して頂きます。
参照:厚生労働省HP・前橋市HP
子宮頸がん
子宮頸がんについて
子宮頸がんは、子宮頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんです。子宮頸がんのほとんどが、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染で生じることが分かっています。ヒトパピローマウイルス(HPV)は性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。感染しても、多くの場合ウイルスは自然に検出されなくなりますが、ウイルスの一部が数年~十数年かけて前がん病変の状態を経て子宮頸がんを発症します。
症状
初期には症状がなく、おりものや出血、痛みもありません。
がんが進行すると、月経中でないときや性交時の出血、においを伴う濃い茶色や膿のようなおりもの、水っぽいおりものや粘液がたくさん出るなどの症状がみられることがあります。がんが子宮の外に広がると、多量の出血、骨盤や下腹部、腰の痛み、尿や便に血が混じる、下肢のむくみなどの症状が出ることもあります。少しでも気になる症状があるときには、ためらわずに婦人科を受診しましょう。
子宮頸がんワクチンについて
令和6年度の対象は、平成20年4月2日生~平成25年4月1日生の女の子(小学6年生~高校1年生相当年齢)となります。
※キャッチアップ接種について
平成9年4月2日生まれ~平成19年4月1日生まれの女子で3回接種が完了していない方はキャッチアップ接種の対象になります。
詳細は前橋市へお問い合わせください。
接種回数は3回ですが、15歳になるまでに1回目の接種を9価ワクチンで行った場合は計2回で接種完了も可能です。
現在、定期公費で受けられるワクチンは3種類あります。
ワクチンの種類 | 予防する型 | 標準的な接種間隔 |
2価HPVワクチン (サーバリックス) | 70%の子宮頸がん(16,18型)などのヒトパピローマウイルス感染症 | 2回目:1回目から1か月の間隔をあけて接種 3回目:1回目から6か月の間隔をあけて接種 <標準的な接種間隔で接種ができない場合> 2回目:1回目から1か月以上の間隔をあけて接種 3回目:1回目から5か月以上かつ2回目から2か月半以上の間隔をあけて接種 |
4価HPVワクチン (ガーダシル) | 70%の子宮頸がん・肛門がん(16、18型)、尖圭コンジローマ(6、11型)などのヒトパピローマウイルス感染症 | 2回目:1回目から2か月の間隔をあけて接種 3回目:1回目から6か月の間隔をあけて接種 <標準的な接種間隔で接種ができない場合> 2回目:1回目から1か月以上の間隔あけて接種 3回目:2回目から3か月以上の間隔をあけて接種 |
9価HPVワクチ (シルガード9) | 90%の子宮頸がん(16、18、31、33、45、52、58型)、尖圭コンジローマ(6、11型)などのヒトパピローマウイルス感染症 | 2回目:1回目から2か月の間隔をあけて接種 3回目:1回目から6か月の間隔をあけて接種 <標準的な接種間隔で接種ができない場合> 【1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合】☆接種回数は2回または3回 ■接種回数2回の場合 2回目:1回目から5か月以上の間隔をあけて接種 ※5か月未満で接種した場合、3回接種が必要になります。 ■接種回数3回の場合 下記「1回目の接種を15歳になってから受ける場合」と同じ 【1回目の接種を15歳になってから受ける場合】☆接種回数は3回 2回目:1回目から1か月以上の間隔をあけて接種 3回目:2回目から3か月以上の間隔をあけて接種 |
※費用は公費負担となります。前橋市では対象者に、中学1年生になる年の4月末日までに予診票が郵送されます。予診票を記載してお持ちください。
※定期接種外の方もワクチンの接種は可能ですが、全額自己負担となります。
参照:前橋市HP