リハビリ業務について
リハビリテーション課は、医師(1名)、理学療法士(2名)、作業療法士(4名)、言語聴覚士(1名)がチームとなり心疾患、脳卒中、けが、コロナウイルスなどの感染症、痛みやしびれが伴う病気などによって、こころとからだに支援が必要な患者さん一人一人に寄り添っています。患者さんの今まで経験された価値観を、日常生活動作(起きる、椅子に坐る、トイレに行く、食事をする)などに取り入れ、患者さんとともに、喜びを共有できる事を第一に心がけ日々研鑽しています。
入院生活では、リハビリテーション以外に、全職種が職種を越えて企画運営しているレクリエーション活動にも参加しています。レクリエーションのある日、リハビリテーション職員として、患者さんの創造的な余暇を目的に、日常生活動作面で働きかけています。
退院が見えてきたら、多職種合同で行うカンファレンスを通して、患者さんのこれからの時間を恵み多き方向へ向かうことができるよう支援しています。
心掛けていること
入院時より、機能向上のリハビリテーションとともに、私たちの思いや行動が、緩和の取り組みにつながるよう行動しています。また、機能回復に向けたリハビリテーションだけでなく、目の前の楽しみや課題に向き合い、心と体が動く過程に寄り添っています。
目の前の患者さんと、職員一人一人の生命を重ね合わせ考えることで、より深い問題の共有を図り、リハビリテーションの質を高める事を目標にしています。
患者様へ
当院のリハビリテーションは、天気がいい日、直接外に出て、芝生の上を散歩したり、小動物や花などの観察といった、自然と一体になれる環境の中で行っています。
生命の自然治癒力と、大自然から四季折々の刺激が相乗効果となり、患者さんに大きな恩恵がありますよう願い、日々のリハビリテーションに取り組んでいます。
入院生活の中でのリハビリテーション、それは私たちが患者であった場合、どのように思い、何を望むのかを自身で問い続ける歩みでもあります。
リハビリテーションでご不明な際は、いつでもスタッフにお声がけください。